目次
ゆきひら流”なんちゃって担仔麺”作ってみた!!『食戟のソーマ』附田祐斗/佐伯俊
1.ゆきひら流”なんちゃって担仔麺”!!
2.”担仔麺”とはなんぞや??
3.ゆきひら流”なんちゃって担仔麺”の材料
4.ゆきひら流”なんちゃって担仔麺”作ってみよう!!
5.ゆきひら流”なんちゃって担仔麺”作ってみた感想
6.エピソード収録巻
ゆきひら流”なんちゃって担仔麺”!!
今回作ってみたのは『食戟のソーマ』127「月光のささやき」より、ゆきひら流”なんちゃって担仔麺”です!!
幸平創真が自作の”胡椒餅”の残った材料をアレンジして作った料理です。
『食戟のソーマ』附田祐斗/佐伯俊 127「月光のささやき」より引用
シメであっても、いくらでも食べられる一皿なのだそうです。
この間”胡椒餅”の方を作ったので、その残りで今度はこちらを作ってみることにしました。
“胡椒餅”についてはこちらの記事を…
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“担仔麺”とはなんぞや??
担仔麺というのは台湾の麺料理の一種です。
具材や形態などは坦々麺に似ていますが、担仔麺は辛くはありません。
海老出汁ベースのあっさりスープに小麦麺を入れ、トッピングには豚ひき肉や小葱を使います。
『食戟のソーマ』附田祐斗/佐伯俊 127「月光のささやき」より引用
提供する際は”ご飯茶碗”のような小ぶりの器に入れて供します。
「食巧不食飽」(飽きずに美味しく食べること)を念頭に考えられた料理なのだそうです。
“ゆきひら流”麺は胡椒餅の生地!!?
十傑第八席の久我照紀に挑んだ”月饗祭”にて、幸平創真が客の要望で即興で試作した”なんちゃって担仔麺”。(翌日からはメニューの一つとして加えています。)
その特徴は、胡椒餅の生地を手打ち麺として流用していること!!
『食戟のソーマ』附田祐斗/佐伯俊 127「月光のささやき」より引用
手打ちした生地を細く切って麺に仕立てます。これをエビの出汁の効いたさっぱりスープでいただくわけです。
『食戟のソーマ』附田祐斗/佐伯俊 127「月光のささやき」より引用
では、実際に作っていきましょう!!
ゆきひら流”なんちゃって担仔麺”の材料
・胡椒餅の生地
・胡椒餅の餡
・エビの殻
・ねぎ
・ニンニク
・水
・玉ねぎ
・鰹出汁
ゆきひら流”なんちゃって担仔麺”を作ってみよう!!
まず海老の頭と殻を潰して、水を加えて出汁を煮出します。(うちでは殻付き海老を料理した時に殻を冷凍保存しておくことにしています。)
海老の殻をガシガシしながら、十分に出汁をとったら鰹節を加えます。
鰹節を加えたあとはあまり煮込み過ぎず、すぐに濾します。
濾した出汁を再び鍋に入れて火にかけ、塩で調味します。これでスープは完成です。
担仔麺の乗せる具は胡椒餅のタネを使います。
フライパンに油を敷いて、胡椒餅のタネを炒めていきます。僕はネギが好きなので、ざく切りにしたネギも加えて炒めました。
麺は”担仔麺”の生地を伸ばして作ります。作中の幸平創真のようにかっこよく手打ちができれば良いのですが、もちろん一般人の僕にそのような大技が使えるはずもありません。
めん棒でうす〜くのばして、包丁で切っていきます。
完成した手打ち麺(?)は、お湯で湯がきます。
沸騰したお湯に入れて、面が浮いてきたらざるにとってしっかりと水を切ります。
最後に器に盛りつければ完成です。
面を器に入れてスープを注ぎ、肉あんの具を真ん中に、ざく切りにしたネギ周りに散らします。
担仔麺はお茶碗くらいのサイズの器に入れて供されるそうですが、ちょうど良いサイズの器がなかったので、今回はそのまんまお茶碗に入れてみました
ゆきひら流”なんちゃって担仔麺”を作った感想
確かに、これはうまい。さっぱりしててペロリと食べられます。
出汁は海老と鰹と聞いてあまり想像がつかなかったのですが、どこぞの観光地のお土産にあるような”伊勢海老の味噌汁”や”蟹の味噌汁”などに似た風味で実によろしいものでした。
いえ、別に”お土産”でなくてもいいのですがね。あれが結構好きなのです笑
残っただし汁は味噌汁に仕立てても良いですね。
麺ももう少しコシがあればなお良かったのでしょうが、つるんとしていてさっぱりしたつゆに、とてもよく合いました。
どことなく和に通じるような印象を受ける料理で日本人の口にもよくあうのではないかと思われます。
エピソード収録巻
127「月光のささやき」が収録されているのは『食戟のソーマ』第15巻!!