【ハクメイとミコチ】再現料理&レシピ!!”木苺のジャムと無発酵パン”17話「休みの日」より。。
“木苺のジャムと無発酵パン”
さて、今回の再現レシピは久しぶりに『ハクメイとミコチ』からです。
数あるうちの、どの料理なのかといいますと…

ハクメイとミコチのこの表情…。お分かりでしょうか?
はい、そうです。
『ハクメイとミコチ』第4巻第22話「ジャムと祭り」に出てきた“木苺のジャムと無発酵パン”です!!
蜂蜜館の古参”八百屋のミキ”との交渉
今回は突然舞い込んできた祭りへの屋台出店の話に、ミコチとハクメイが奔走します!!
そして、なんと今回は意外なある人物が成功のカギを握ることになるのです!!
実は、ミコチの今回の料理に必要な材料の一つである木苺ですが、不作のため鼻の利く業者に買い占められて市場に出回っていないのです。
その業者とは…

はい、この目つきの悪さ。覚えがありますね。
蜂蜜館ジュレップ事件で活躍(?)した古参の一人ミキ八百屋の店主ミキです。
このミキですが、買い付け能力が非常に高く扱う品の質は非常に高く、旬のものはもちろん希少な青果などの品揃えも豊富。しかし、御存知の通り性格など色々と難ありなので、経営自体はあまり振るわない模様…。
そんなミキにミコチは契約の提案して、木苺も卸してもらうことに。
そういえばミキは蜂蜜館ジュレップの時もトゲトゲがどうのって騒いでましたね(笑)
“木苺のジャムと無発酵パン”の作り方
さて、では木苺のジャムと無発酵パンの作り方をチェックしましょう。
まず、木苺のジャムに関しては、途中まではとりあえず普通通りのジャムのようですね。特別なのは最後にラム酒と千切りのバジルを加えることです!!
このバジルが非常に良い仕事をしてくれます。ちょっと多めに入れるのもいいかも。作中ではハクメイもバジルをいっぱいいれようと提案しています。

そして、パンの方ですが、無発酵パンということですね。作中ではミコチが上手に2種類の粉を合わせて生地を作っていましたが、素人としては小麦粉のブレンドなど玄人業に手を出す無謀はしません(笑)
無発酵パンということですから、つまるところロティやフラムクーヘンを作る要領でやればいいわけですね。
ミコチの充実した表情いいですね〜。このお祭り楽しそうです。
では、作っていきましょ〜。

“木苺のジャムと無発酵パン”を作ってみよう!!
“木苺のジャムと無発酵パン”の材料
“木苺の”材料は以下の通りです。
〜木苺のジャム〜
- 木苺:300 g
- 三温糖:120 g
- レモン汁:適量
- 水:適量
- バジル:適量
〜無発酵パン〜
- 小麦粉:150 g
- 塩:1掴み
- オリーブオイル:適量
- 水:適量
実際に作ってみよう!!
~作り方概様~
- 木苺と三温糖の重量を量り(お砂糖の重量比は木苺の40%程度)、鍋に木苺と三温糖を重ねて、レモン汁を加えてしばし置いて馴染ませる。
- 小麦粉150gに、塩ひとつまみとオリーブオイル適量を加える。水を少しずつ加えながらこねて、生地がまとまればラップをして寝かせておく。
- 2の鍋を火にかけ、焦がさないようにじっくりと煮詰める。
- 十分に煮詰まれば、香りづけのラム酒と千切りにしたバジルを加えてさっと火を通す。
- パン生地を伸ばし、油を敷かずにフライパンで焼く。
- 焼きたてのパン生地にジャムを乗せれば出来上がり。
*動画下に画像による詳細レシピもあります。
動画で見てみる!!
画像で詳細!!
~作り方詳細~
⇨ 手順 1-1

木苺は冷凍のラズベリーとブラックベリーを使いました。作中では赤みの強いラズベリーのみということでしたが…。
お砂糖は三温糖でなくとも構いません。お砂糖の重量比は木苺の40%程度です。
今回は木苺300gに対して三温糖120g使いました。
⇨ 手順 1-2

木苺と三温糖を重ねるようにして鍋に入れていきます。今回はそんなに量がなかったので重ねるという感じにはなりませんでしたが…。
*今回は冷凍の木苺を使用したので、溶けるにつれて水気が出てきます。
⇨ 手順 2

木苺と三温糖を馴染ませているうちに、無発酵パンの生地を仕込んでおきましょう。
今回は薄力粉と強力粉を合わせてみました。
まず、粉と塩を合わせオリーブオイルを加えてさっくりと混ぜます。そのあと水を少しずつ加えながらしっかりと捏ねていきます。

最終的に引っ張っても破れない程度になれば完成です。球状にまとめて乾燥しないように寝かせて起きましょう。
⇨ 手順 3

生地を寝かせながら、ジャムを煮込む過程に入ります。底が焦げ付かないように気をつけて、じっくりと煮込みます。
水気が十分に飛ばせたら、香りづけにラム酒を加え、さらに千切りにしたバジルをたっぷりと加えていきます。このバジルが非常に爽やかな風味を加えてくれます。
*水分を飛ばす度合いはお好みですが、熱い状態では冷めた時の粘度がどの程度になるのかわかりにくい(かなりサラサラです)ので注意です。目安としてはまず水分量が1/3ほどになるように試してみて、あとは経験で調整していくと良いかと…。
⇨ 手順 4

ジャムの粗熱をとっている間に、パンの生地を焼いていきます。
フライパンに油を敷かずに、円状に伸ばしたパンを焼きます。両面にきちんと焼き目がついて火が通れば焼き上がりです。
*初めは生地がフライパンにくっつきそうに思いますが、しっかりと火が入ればきれいに剥がれるのでご安心を。
⇨ 手順 5

焼きたての無発酵パンに粗熱が取れたジャムを乗せれば完成です!!
“木苺のジャムと無発酵パン”を作った感想!!
という事で、『ハクメイとミコチ』より”木苺のジャムと無発酵パン”を作ってみました。
作る前はバジルが本当に合うのか結構疑いもあったんですがね…。
むしろバジルがいい!!

ただ、ちょっと木苺の種が…少しだけですが気になってしまったかな(笑)
まあ、でも木苺のジャムってそういうものですよね。
塩味を効かせた無発酵パンと甘めのジャムの相性は最高です!!しかもバジルとラムのおかげで爽やかな風味で甘ったるさも感じない。
いやいや、美味しゅうございました。