“タコとジャガイモのアヒージョ”作ってみた!!『異世界居酒屋のぶ』原作:蝉川夏哉 漫画:ヴァージニア二等兵
1.塔原板長の”タコとジャガイモのアヒージョ”
2.”タコとジャガイモのアヒージョ”の材料
3.”タコとジャガイモのアヒージョ”を作ってみよう!!
4.「のぶ」の”秋刀魚ご飯”を作った感想
5.エピソード収録巻
塔原板長の”タコとジャガイモのアヒージョ”
『異世界居酒屋ノブ』第26話「思いがけない訪問者」より板長の”タコとジャガイモのアヒージョ”をつくってみました。
「のぶ」が<金柳の小舟>のギルド長ラインホルトからタコを仕入れるようになってすぐ。古都が秋めいてきた頃のこと。
今までの自分の味と古都の人々の味覚との間で揺れていたタイショーの前に現れたのは、タイショーの師”塔原板長”でした。薬師のイングリトから譲られた「出会いの護符」に導かれたのでしょうかね。
塔原板長はタイショーの迷いを見破り”守破離”を教えた後、リクエストした料理はまさかのスペイン料理!!
“タコとジャガイモのアヒージョ”です!!

『異世界居酒屋ノブ』第26話「思いがけない訪問者」より引用
アヒージョといえば、食材をニンニクと唐辛子で香りづけしたオリーブオイルで煮たスペイン料理です。海老やマッシュルームを材料としたものが一般的ですね。
今回の具材はタコとジャガイモ。それにしても”タコとジャガイモのアヒージョ”ってなんだか珍しいですね。

『異世界居酒屋ノブ』第26話「思いがけない訪問者」より引用
さて、このアヒージョの最大の特徴はアンチョンビの代わりに”イカの塩辛”を使うこと!!
そもそもアンチョビを使うこと自体僕は初耳だったのですけど…。
日本食のおつまみの代表格とさえ言える”イカの塩辛”をスペイン料理のアヒージョに使うとは。。
果たして合うのか!?物は試し、作っていきましょう!!
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“タコとジャガイモのアヒージョ”の材料
・タコ(ボイル)
・ジャガイモ
・オリーブオイル
・自家製イカの塩辛
・ニンニク
・唐辛子
“タコとジャガイモのアヒージョ”を作ってみよう!!
今回は手順も少なく、作中でも作り方にしっかり触れられているので忠実に再現していきましょう!!
タコはすでに茹でられたものを購入しているので、茹でる手順は省略!
タコとジャガイモは一口大に切ります。
ニンニクは後々食べやすいようにみじん切りではなくスライスにし、唐辛子は輪切り唐辛子を使います。

スキレットにオリーブオイルを敷き、ニンニクと唐辛子をじっくりと炒めて香りを出し、ニンニクが軽く色づき始めたらイカの塩辛を加えて炒め合わせていきます。
ワタは少し焦げやすいので、弱火でじっくり炒めましょう。


しっかり香りがたったら、タコとジャガイモを加えてオリーブオイルをひたひたに注ぎます。
アヒージョは具材を入れてから先は、素早く仕上げる料理なので…。
この先は火力を上げて数分煮込んだら完成。塩辛で十分な塩味が付いているとは思いますが、もし足りない場合は塩を加えて調味しましょう!

アヒージョはバケットがなければ成立しない料理だというスペイン人もいるほど、バケットとの相性が良い料理です。
火からおろして、バケットととも供せば完璧です!!

スキレットは保温性が高いので、火からおろしてもグツグツ!!
具材を食べたら、バケットをオイルに浸していただきましょう!
“タコとジャガイモのアヒージョ”を作った感想
考えてみれば”イカの塩辛”というのはあくまでほぼ純粋な”塩漬け”な訳ですから、アンチョビ(カタクチイワシの塩漬け)の代用としては何の問題もない訳ですね。
さらに塩辛はワタが入っているのでコクも増し増しです!!
正直うまい!!
バケットが瞬間的になくなってしまいました笑
特にイカのワタの部分がニンニクとオイルと合わさってソースのようになるので、バケットとの相性がとてつもなくよろしいです!!
まあ、実は上記の通り僕個人としてはアヒージョにアンチョビを入れる作り方があること自体知らなかったんですけどね笑笑
もう一回作ってもいいなと思うくらい美味しかったなぁ。。
エピソード収録巻
第26話「思いがけない訪問者」収録は『異世界居酒屋ノブ』第四巻!!
