カテゴリー: ハクメイとミコチ
“ミコチの風呂吹き大根”作ってみた!!第25話「大根とパイプ」より。。
“ミコチの風呂吹き大根”作ってみた!!『ハクメイとミコチ』樫木祐人
アユネの大好物”ミコチの風呂吹き大根”!!
今回は『ハクメイとミコチ』25話「大根とパイプ」より”ミコチの風呂吹き大根&切り干し大根”です。
25話「大根とパイプ」では新キャラとしてミコチの姉で劇作家のアユネが登場します。かなりマイペースで奔放な性格の持ち主でミコチは昔から散々に振り回されてきたようです笑
『ハクメイとミコチ』25話「大根とパイプ」より引用
今回はそんなアユネが一波乱もたらします。。
前触れもなくミコチたちの家に訪問したアユネ。彼女の大好物は”風呂吹き大根”なのですが、突然の来訪に加え突然の”風呂吹き大根”作りという無茶をミコチにふっかけます笑
『ハクメイとミコチ』25話「大根とパイプ」より引用
当人には悪気は全くない分たちが悪い笑
ちなみに、今回のお話の最後の最後に最大の波乱を巻き起こして去っていきます笑
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丸々一本の大根と”風呂吹き大根”。。
“風呂吹き大根”を食べるために尋ねてきたのだというほどに、”風呂吹き大根”好きなアユネ。妹のミコチとは異なり料理は全くできません。大根の皮むきすら満足にできないレベルです笑
料理はもちろん、全体的に雑破な性格のアユネはなんと、大根を一本丸々買ってきます笑笑
『ハクメイとミコチ』25話「大根とパイプ」より引用
上の絵でお分かりの通り、大根一本というのはミコチたちの何倍もの大きさです。
…というわけで、”風呂吹き大根”だけでは大根を消費しきることが困難なことから、残りは”切り干し大根”にすることに…。
諸々あって無事大根は調理しきることができたようですが、食卓ではミコチとアユネの姉妹口論(?)が勃発します。
そんな二人にハクメイが一言!!
“熱いうちに食う事が”
『ハクメイとミコチ』25話「大根とパイプ」より引用
“風呂吹き大根に対する最低限の礼儀だぞ”
では、作っていきましょうか。
“風呂吹き大根”の材料
・大根
・昆布
・赤味噌
・白味噌
・みりん
・酒
“風呂吹き大根”を作ってみよう!!
さて、風呂吹き大根といえば、和食お惣菜の定番の一つですね。
まずは大根を適当な厚さに切り、皮をむいてから面取りします。今回は一つはそのまま、他は1/4円に切って調理ました。
鍋にたっぷりの水を注ぎ、昆布と共に大根を入れ、弱火~中火でじっくりと火を入れていきます。
このまま大根が柔らかくなるまでゆったりと炊いていきましょう。昆布を入れているのであまりに立てないようにして調理していきます。
さて、大根を炊いている間に味噌を作っていきましょう。
使うお味噌は赤味噌だけでも良いですが、今回僕は白味噌と赤味噌を1:1程度の割合で合わせています。
季節や、好みに合わせて味噌の合わせ比率は変えていくと良いですね。
お鍋にお味噌とみりんと料理酒を合わせて伸ばしていきます。白味噌でだいぶ甘みがありますので、砂糖は必要ありません。みりんも入れすぎないようにしましょう。味噌が混ざりあう程度で十分です。
では、味噌だれの仕上げです。
適宜大根の茹で汁(大根のエキスと昆布だしが出ている)を加えて味噌が好みの粘度(固さ)なるまで伸ばせば出来上がり!!
滑らかにしたければ裏ごしするなりすれば良いですが、今回はそのまま使いました。
味噌タレが完成したところで、大根の様子を見ていきましょう!
良い感じに火が通って、半透明になってますねぇ。串がすっと刺さるくらいに柔らかくなっています。
お皿にとって、先ほど作った味噌だれを濡れば出来上がりです!!
風呂吹き大根への礼を尽くし、冷める前にいただきましょう。。
“風呂吹き大根”を作った感想
うむ、やはり良いですねぇ。
最近だいぶ寒くなってきたので、一層美味しく感じます。
冬の大根は煮物に最適だな〜。実は大根を炊く際に昆布を入れるのがミソなんですよね。
大根の煮物は冷たいものも味がしていて美味しいですが、風呂吹き大根はやはり熱いうちに食べるのが最高です。ハクメイの言う通り“熱いうちに食う事が 風呂吹き大根に対する最低限の礼儀だぞ”ですね。
それにしても、果たしてミコチはアユネの結婚式の日取りや場所は教えてもらえたのだろうか。。
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“生姜天と球茶”作ってみた!!『ハクメイとミコチ』第26話「夜越しの汽車」より。。
“生姜天と球茶”作ってみた!!『ハクメイとミコチ』樫木祐人
1.旅は腹が減るもの!!”生姜天と球茶”!!
2.”生姜天”ってどっち?”球茶”はどう作る!!?
3.”生姜天と球茶”の材料
4.”生姜天と球茶”を作ってみよう!!
5.”生姜天と球茶”を作った感想
6.エピソード収録巻
旅先は腹が減るもの!!”生姜天と球茶”!!
『ハクメイとミコチ』第26話「夜越しの汽車」から”生姜天と球茶”を作ってみました。
今回は、ハクメイとミコチが釣りに出かけ、その旅先でのお話。
二人は往路の鉄道の途中駅で”カザシ”地方の名物を購入します。
『ハクメイとミコチ』第26話「夜越しの汽車」より
その名物というのは生の茶葉を使った水出し茶”球茶”。
ついでに同じ店で”生姜天”も購入しています。
ちなみに”球茶”は中身だけでも安く売っているらしいですが…
『ハクメイとミコチ』第26話「夜越しの汽車」より
“折角だから でしょ”
たしかに旅先では”折角だから”という以上に強い理由はありませんよね。
それでは…
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“生姜天”ってどっち?”球茶”はどう作る!!?
さて、では作っていきたいのですが…。
生姜天ってどっちやっ!!??
“生姜天”に関しては作中で包み以外描画されていないのですのですが、実は”生姜天”には2種類あるのです。
一つはおでんの種などに使われる”揚げ物”の一種で、さつま揚げの中に紅生姜が入っているもの。一般に”生姜天”といえばこちらですかね。。
で、もう一つは紅生姜を天婦羅として揚げたもので、関西圏ではポピュラーなお惣菜。ただ、どちらかというとこちらは”紅生姜天”と呼ばれる方が普通。
『ハクメイとミコチ』第26話「夜越しの汽車」より
“生姜天”についての描写は、お店の人(?)が揚げている様子と、ミコチが手に持っている包み紙のみ。
個人的には圧倒的に前者だと思っていたのですが…。
なんと、アニメでは本体(?)の描画がっ!!?
まさか、後者の方だったとは…。紅生姜天は単体ではそれほど食いでは無いぞ。。
とにかく、お陰様で何を作れば良いかが無事確定!
次に球茶ですが…。
単に水に生の茶葉を入れたところでお茶は出ません。かといって、乾燥させて製茶してしまえば”生茶葉の水出し茶”とは言えない。
『ハクメイとミコチ』第26話「夜越しの汽車」より
というか、そもそも難しすぎるでしょう笑
生の茶葉な上に、水出しって絶対お茶の成分抽出できないでしょう笑笑
正直、完全な生の茶葉で水出し茶を作ることはほぼ不可能かと思います。
蒸して、揉むくらいの手入れは許しておくれ。。
“生姜天と球茶”の材料
・紅生姜
・小麦粉
・水
・竹串
・生の茶葉
・水
“生姜天と球茶”を作ってみよう!!
まずは生の茶葉に手を加えていきます。上記の通り、生の茶葉をそのまま水に入れておいてもいつまでたってもエキスは抽出されては来ませんので…。
思い切って茶葉を2分ほど蒸してみました。
茶葉を冷ましてから、軽く手で揉んでみます。この後乾かしてしまったら普通の緑茶作りになってしまいそうなので、あくまで”生の茶葉”ということでそのままの状態で水に入れます。
このまま冷蔵庫で保管!!
お次は自家製紅生姜を準備!!
自家製紅生姜は梅干し作りで出来た赤梅酢に生姜を漬け込むだけで出来上がります。
こちらを薄切りにしていきましょう。
薄切りにした紅生姜を竹串に通していきます。
1対1の分量の水と小麦粉と、氷を合わせた天ぷら衣をつけてあぐらでサクッと揚げます。。
紅生姜の天麩羅がサクッと揚がればキッチンペーパーなどで油をしっかりときっておきます。
今回は、包み紙ではなく和紙を敷いた食器に乗せてみました。
お茶の出具合も確かめて、良い感じだったので出来上がり〜!!
玉茶というほど玉茶ではないけれど…。
玉茶と生姜天を一緒にパシャり!!
いただきます。。
“生姜天と球茶”を作った感想
(紅)生姜天、美味しいですねぇ。関西ではポピュラーなお惣菜なのだそうですけど、実は関西在住ながら購入したことがないのですよね。というか、もしかすると見かけたこともないかもしれないな…。
まあ、実際のところは僕自身がお惣菜コーナーに足繁く通うわけではないので、知らないだけなのかもしれません。
ともかく、これものすごく美味しい。
紅生姜の量が結構なものなので、塩っぱすぎるのではないかと思ったのですが結構あっさりと食べられます。一人一串くらいがちょうど良さそうです。
衣のサクサク感と、生姜のシャキシャキ感のコンビネーションが何とも言えずよろしいですね。火が入ったことで生姜の辛味も程よく抑えられています。
球茶(もどき)の方もなかなか。生茶葉特有…なのかはわかりませんが、まろやかな甘みでしたね。
ただ、茶葉を扱うスキルがあまりにも低すぎたためか、作中で言われているような綺麗な色は出なかったように思います。残念。。
エピソード収録巻
第26話「夜越しの汽車」収録は『ハクメイとミコチ』第4巻!!
“イカの塩辛の炙りと茎ワカメとオクラの胡麻和え”作ってみた!!第24話「竹の湯」より。。
“イカの塩辛の炙りと茎ワカメとオクラの胡麻和え”作ってみた!!『ハクメイとミコチ』樫木祐人
1.”イカの塩辛の炙りと茎ワカメとオクラの胡麻和え”!!
2.”イカの塩辛の炙りと茎ワカメとオクラの胡麻和え”の材料
3.”イカの塩辛の炙りと茎ワカメとオクラの胡麻和え”を作ってみよう!!
4.”イカの塩辛の炙りと茎ワカメとオクラの胡麻和え”を作った感想
5.エピソード収録巻
“イカの塩辛の炙りと茎ワカメとオクラの胡麻和え”!!
今回作ってみたのは『ハクメイとミコチ』第24話「竹の湯」より”イカの塩辛の炙りと茎ワカメとオクラの胡麻和え”です。
近所に”温泉宿”ができたことを知り、早速湯治にむかったハクメイとミコチ。しかし残念ながら”猫の団体客”の”抜け毛”のせいで温泉宿はほとんど休業状態で温泉を満喫することはできずに帰路につきます…。
しかし、それですまさないのがハクメイです。竹を切ってきて自分で露天風呂を作ってしまいます。
『ハクメイとミコチ』第24話「竹の湯」より
もちろん料理はミコチが担当。
温泉に浮かべる酒は、『ハクメイとミコチ』では定番の日本酒「蔵囲い」。ちなみに実際には「蔵囲い」なる銘柄のお酒はないようです。残念。。
『ハクメイとミコチ』第24話「竹の湯」より
酒のあては「蔵囲い」に合わせて少しこってり目に味付けをした”イカの塩辛の炙り”と”茎ワカメとオクラの胡麻和え”です。
“塩辛の炙り”ってなにやらものすごくうまそうな響きだなぁ。
『ハクメイとミコチ』第24話「竹の湯」より
露天風呂に、これらの組み合わせは贅沢ですねぇ。
では作っていきましょうか。。
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“イカの塩辛の炙りと茎ワカメとオクラの胡麻和え”の材料
・スルメイカ
・塩
・酒
・茎ワカメ
・オクラ
・すりごま
・山葵
・出汁
・薄口醤油
“イカの塩辛の炙り”と”茎ワカメとオクラの胡麻和え”を作ってみよう!!
まずは前日、あるいは前々日に塩辛を仕込んでおきましょう。
刺身でも食べられる鮮度のスルメイカを手に入れて捌きます。寄生虫(アニサキス)対策として、一度凍らせることを考えれば前々日に仕込んでおくことをお勧めします。
さて、さばいたイカのワタと胴は別々に塩を降っておきます。
ワタは全体が埋まるくらいの量の塩をまぶし、ザルなどに入れて受け皿、ラップをして冷蔵庫で半日~寝かせておきます。ザルを使うのは水気を除くためです。
一方、胴は皮をむいて、表面にうっすらと塩をまぶして、こちらはラップをせずに冷蔵庫で寝かしておきます。時間はワタと同じくらい。
さて、半日ほどして様子を見ると、胴からしっかりと水気が出ていることがわかりますね。表面はだいぶ乾燥しています。
表面の塩を日本酒で流します。
イカは横に3等分にしてから、細切りにしておきます。これだけ細く切ればアニサキスも大丈夫だと思いますが、念のため塩辛が完成してから一度冷凍したほうが良いでしょうね。
一方、ワタも日本酒で塩を流し、切り目を入れて中身だけ包丁で絞り出します。
絞り出した後は、包丁で叩くようにしておきます。
先ほど細切りにした胴と叩いたワタとを容器に入れてしっかりと混ぜ合わせます。
全体にしっかりと和えられれば一旦完成!!このまま一晩~冷蔵庫で寝かせます。
馴染んだら、冷凍庫で凍らせてアニサキス対策を取ると良いでしょう。
さて、イカの塩辛の仕込みはここまでにしておいて…。
お次は”茎ワカメとオクラの胡麻和え”を作っていきます。
茎ワカメは塩蔵ものなので、水につけて塩気を抜いておきます。適度に塩が抜ければ細切りにしていきましょう!
オクラはヘタの部分を切り取って、塩をまぶしてまな板に擦り付けることで側面の産毛を除きます。
その後、鍋で茹がいたおきます。
湯搔いたら、ザルにあけて流水で冷まします。
オクラ1本あたり3切れになるくらいがちょうど良いサイズかな。
では、胡麻あえの衣を作っていきます。
すり鉢に白胡麻を入れ、すりこぎでしっかりとすり潰します。
出汁を少しずつ加えながら胡麻を伸ばしていきます。衣が適度な水気を含んだら、山葵と薄口醤油を加えて調味して和え衣は完成!
和えていきましょう!!
下準備しておいた茎ワカメとオクラをボウルに移し、和え衣を加えて全体にしっかりと馴染ませれば出来上がり〜!!
お皿に盛っていきましょう!!
最後にイカの塩辛を皿に盛って、バーナーで炙れば”塩辛の炙り”も完成!!
せっかくなので、お盆に乗せてお酒も合わせてみましょう。
なかなか良い見映えだなぁ。。
うむ、こいつで温泉で一献…といきたいものだ。。
“イカの塩辛の炙り”と”茎ワカメとオクラの胡麻和え”を作った感想
“イカの塩辛の炙り”ってめっちゃ美味しそうな響き。炙るとイカワタが良い感じで香ばしく酒のあてになかなかよろしいです。日本酒はコクの強い辛めのものが合いそうです。
そもそものイカの塩辛は少し塩分を控えめに作ったほうが良いかなぁ。
茎ワカメとオクラも予想外に相性良かったですね。胡麻和えのゴマだれは僕が日常的に作っているものなのですが、良い感じに仕上がって良かったです。
僕も是非とも温泉に酒を浮かべて一献、としたいところですねぇ。
エピソード収録巻
第24話「竹の湯」収録は『ハクメイとミコチ』第4巻!!
“つみれとゴボウの味噌汁”作ってみた!!『ハクメイとミコチ』第11話「組合の現場」より。。
“つみれとゴボウの味噌汁”作ってみた!!『ハクメイとミコチ』樫木祐人
1.ミコチ特製”つみれとゴボウの味噌汁”!!
2.”つみれ”の材料はなんだ!!?
3.”つみれとゴボウの味噌汁”の材料
4.”つみれとゴボウの味噌汁”を作ってみよう!!
5.”つみれとゴボウの味噌汁”を作った感想
6.エピソード収録巻
ミコチ特製”つみれとゴボウの味噌汁”!!
今回も『ハクメイとミコチ』から再現料理です。もう何品目ですかね?結構作った気がします。
今回作ってみたのは第11話「組合の現場」より”つみれとゴボウの味噌汁”です。
ハクメイも”たまらん”と言っていましたが、確かにこの組み合わせは最高!たまりません!!
『ハクメイとミコチ』樫木祐人 第11話「組合の現場」より引用
というか、帰宅したら温かいご飯があるって羨ましいな。。
ちなみに、このエピソードでは”岩貫会”の会長ナライが初登場します。
『ハクメイとミコチ』樫木祐人 第11話「組合の現場」より引用
この時はまさか、ナライが意外と子供っぽいかわいらしい面を持ち合わせているなんて思いもよりませんでした笑笑
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“つみれ”の材料はなんだ!!?
さて、では料理の中身に入っていきましょう。
まず、”つみれ”ってなに?ということから始めましょう。
“つみれ”に似た言葉に”つくね”というものがあります。僕の周りもそうですが、多くの人が“つみれ=魚”で”つくね=肉”だと考えているそうです。
…が、これは実は間違いなのです。
“つみれ”と”つくね”の違いは、材料ではなく作り方にあります。
“つみれ”は種を調理するその場で手やスプーンなどを使って整形するもので、”つくね”はあらかじめ整形しておくものです。
と、いうわけでこの”つみれとゴボウの味噌汁”という料理名からだけでは素材を特定することは困難です。
で、まあ、どうしようかというと…。
とりあえず、お味噌汁ですからあまり脂っこいものではないと思われます。かつ、ゴボウに合う食材。
おそらく、鶏肉か魚肉でしょう。
さらに『ハクメイとミコチ』の世界観からして獣肉よりも魚肉の方がしっくりきます。もちろん過去何度かターキーサンドとか獣肉を使った料理が出ていないこともありませんが、これまで読んだ印象からすると圧倒的に魚介&野菜が使われることが多い気がします。
なので、今回は魚肉で、つみれの定番のアジを使うことにします。
“つみれとゴボウの味噌汁”の材料
・アジ(新鮮なもの)
・片栗粉
・卵
・塩
・こしょう
・ごぼう
・昆布
・鰹節
・味噌
“つみれとゴボウの味噌汁”を作ってみよう!!
まずは”つみれ”作りから始めます。
なるべく新鮮なお刺身でも食べられるくらいの鮮度のアジを用意します。
まずは3枚におろします。
続いて、身を叩いて細かくしていきます。この時の粒の大きさがツミレの食感に直接繋がってきます。
好みの大きさになれば、ボウルにアジと鶏卵と片栗粉を入れてあえていきます。この段階で軽く塩を加えて、しっかりと捏ねていきます。
これで、ツミレの種の完成です。冷蔵庫に入れて寝かせておきます。
その間に、ゴボウは土を綺麗に洗い落とし、ささがきにしておきます。
鍋に一番出汁を入れ、火にかけます。即席出汁でも構いませんが、やはり昆布とカツオでとった一番出汁が一番いいですね。
軽く出汁が煮立ったら、スプーンでツミレをすくって形を整えます。僕はスプーン1本で行なっていますが、聞いた話ではスプーン2本でやれば綺麗な球状になるそうです。
沸騰した出汁にツミレを落としていきます。ツミレ自体は生なので、しっかりと火を通します(刺身でも食べられる鮮度のものを使っているので大丈夫かと思いますが…)。
随時、ツミレが崩れたり、くっついたりしないように、やさし〜くかき混ぜます。
ツミレに火が通ったら、今度はゴボウのささがきを加えていきます。
あとは、普通のお味噌汁の作り方と一緒です。鍋を火からおろし、味噌を漉して味噌汁に仕立てます。
最後にネギを散らして完成です。
“つみれとゴボウの味噌汁”を作った感想
うんうん、うまいよね〜、そうだよね〜、わかるわかる。。
はい、そういうわけで絶品であります。
そもそもゴボウの香りがいいんですよね。それにつみれも既製品でなく自分で作ったものなので、歯ざわりも味もしっかりしていて文句なしです。
岩貫会の現場から帰ってきたハクメイをこの”つみれとゴボウの味噌汁”で迎えたミコチの世話女房ぶりがまたなんだかよかったです笑
さすが胃袋を捕まえたと言っている(自発的でないものの姉に言わされた)だけあります笑
エピソード収録巻
第11話「組合の現場」は単行本第2巻収録!!
“山菜と干し肉のリゾット”作ってみた!!『ハクメイとミコチ』第4話「星空とポンカン」より。。
“山菜と干し肉のリゾット”作ってみた!!『ハクメイとミコチ』樫木祐人
1.野宿とミコチ特性”山菜と干し肉のリゾット”
2.ミコチ特性”山菜と干し肉のリゾット”には何を入れる?
3.”山菜と干し肉のリゾット”の材料
4.”山菜と干し肉のリゾット”を作ってみよう!!
5.”山菜と干し肉のリゾット”を作った感想
6.エピソード収録巻
野宿とミコチ特性”山菜と干し肉のリゾット”
久々に『ハクメイとミコチ』からです。今回は、第4話「星空とポンカン」から、描写こそなかったものの非常に魅力的な響きのお料理”山菜と干し肉のリゾット”を再現(?)しました。
この”山菜と干し肉のリゾット”は、ハクメイが工作していた火薬の誤爆によって彼女達の家が吹っ飛んだ際に作られたものです。
『ハクメイとミコチ』樫木祐人 第4話「星空とポンカン」より引用
センに家の改築を任せている間、二人は一晩野宿をすることになります。
その際ハクメイの作った野外キッチンでテンションの上がりまくったミコチが作った数多の料理のうちの一つですね。
『ハクメイとミコチ』樫木祐人 第4話「星空とポンカン」より引用
野外で食べれれば、なお良かったのでしょうが、如何せん僕はインドア派なので室内でいただきました。
“山菜”に、”干し肉”に。どちらもなんだか特別感のある食材で、なんとも蠱惑的な組み合わせですよね。
特に、山菜が食べれるのは今の時期だけですので、大急ぎ。
ハクメイがいることですし、きっと色々な種類の山菜を使っているのに決まっています。
山菜の旬の今、手に入る限りの山菜を使って、どんなものになるのだろうかと心配しつつも、とりあえず作ってみたわけです。
ちなみに”干し肉”は以前、ジブリ飯『もののけ姫』編で載せた干し肉の作り方で作りました。
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ミコチ特性”山菜と干し肉のリゾット”には何を入れる??
さて、問題となるのは具材ですね。正直僕としては”山菜”という食材は圧倒的に「和」な印象ですが…
実のところ、山菜と油は相性が良いことが多いので、オリーブオイルと合わせればいい感じになります。
今回使われている山菜&その他の食材は…
『ハクメイとミコチ』樫木祐人 第4話「星空とポンカン」より引用
ノビル、干し肉、松の実、コゴミ、シイタケに米です。
ハクメイは、ミコチに米を石で砕く作業を任じられます。
そういえば、別の機会の自宅改修(イワシとナライが参加した台所の増築のアレ)の時も、ハクメイ米砕き係やらされてたな笑
『ハクメイとミコチ』樫木祐人 第4話「星空とポンカン」より引用
野外で作ったとは思えないクオリティ。やはりミコチの料理の腕はすごい。。
では、そろそろ取り掛かりましょうか。
“山菜と干し肉のリゾット”の材料
・のびる
・こごみ
・干し肉(牛)
・しいたけ
・米
・白ワイン
・松の実
“山菜と干し肉のリゾット”を作ってみよう!!
干し肉は、上で書いたように>”サンの干し肉”作ってみた!!『もののけ姫』より。。<と同じ方法で作ります。
自家製です。
これをたっぷりのお水につけて、戻しておきましょう。2~3時間くらいかな??
十分に時間を置いたら、水ごと干し肉を鍋に移し、加熱して出汁をとっていきます。
左下画像が、自家製干し肉で右下画像がそれを水で戻して火にかけた後のものです。
次に、ノビルです。これは根と芽の部分を分けて使います。まずは根の部分とそれにちかい茎の下の方の部分をみじん切りにします。一方で葉の方はざく切りにします。
まずはざく切りにした葉の方から。オリーブオイルを敷いたフライパンでこごみと一緒に軽く炒めます。
あまり加熱しすぎると、ふにゃふにゃになってしまい山菜の良さが失われてしまいかねませんので、さっと炒める程度、その後すぐに別のお皿にでもとりよけておきましょう。
次はみじん切りにした根の部分です。もう一度オイルを引き直し、今度はしっかりと炒めていきます。
しっかりと甘みを引き出しましょう。
十分に炒められたら、米を加えます。そのまま、オイルとなじませるように炒め、米が半透明になれば、白ワインを加えます。
少し強火で、アルコールを飛ばしたら、干し肉の戻し汁を加え、炊き上げていきます。
出汁を加え、加熱。出汁がなくなれば再び出汁を加え、加熱。
これを、好みの硬さになるまで繰り返します。
干し肉や野菜の硬い部分などは、早い段階から一緒に入れて柔らかく煮ていきます。
米が炊き上がる少し前に、あらかじめ炒めておいた山菜を加え軽く和えます。満遍なく混ざれば完成です。
僕は個人的に、行者にんにくが大好きなので最後に軽く炒めた行者にんにくをトッピングしました!
行者にんにくは生だと辛くて、炒めると甘くて、とても美味しいのです。
あんまり色合いはよろしくありませんが、味は絶品です。
お皿のチョイス間違えたかな…。。
“山菜と干し肉のリゾット”を作った感想
“山菜と干し肉のリゾット”作りました。
前々から作りたい、作りたいと思っていた一品で、ようやく山菜が手に入る季節になったので作ることができました。
美味しかった。。
干し肉も料理に使ったのは初めてでしたが、なかなか美味しい。
やはり、干すと味が凝縮されていいですね。噛むほどに味わいが増します。
“山菜と干し肉のリゾット”作って正解でした。今度は、他の山菜もたっぷり使って、別バージョンの山菜リゾットも試した見舞いものです。
それと…付け加えるならば…
『ハクメイとミコチ』樫木祐人 第4話「星空とポンカン」より引用
“研究者の提言”!!
とか
” あばら骨を大胆に使ってみました “
『ハクメイとミコチ』樫木祐人 第4話「星空とポンカン」より引用
” 格好いいだろ!? “
とか…。
とりあえず、センが可愛い笑
ちなみに、実はこう見えてセンは天然です。
『ハクメイとミコチ』樫木祐人 第4話「星空とポンカン」より引用
詳しくは”コラム 足元の歩き方 その3 魚の幽霊の噂”を参照のこと。。
エピソード収録巻
第4話「星空とポンカン」は単行本第1巻収録!!
“冬瓜と鯖の揚げ浸し”作ってみた!!『ハクメイとミコチ』第34話「夫婦と手拭い」より。。
“冬瓜と鯖の揚げ浸し”作ってみた!!『ハクメイとミコチ』樫木佑斗
1.会長夫人ハクヨさんの手料理”冬瓜と鯖の揚げ浸し”
2.大物屋の店長水雲丸のおすすめ”鯖の切り身”と”冬瓜”
3.”冬瓜と鯖の揚げ浸し”の材料
4.”冬瓜と鯖の揚げ浸し”作ってみよう!!”
5.”冬瓜と鯖の揚げ浸し”作ってみた感想
6.エピソード収録巻
会長夫人ハクヨさんの手料理”冬瓜と鯖の揚げ浸し”
34話「夫婦と手拭い」より“冬瓜と鯖の揚げ浸し”をつくってみました。相変わらず『ハクメイとミコチ』は目に美味しい料理が数々出てきますね…。
今回の”冬瓜の鯖の揚げ浸し”は休日に「岩貫會」の面々に振る舞われた会長夫人ハクヨさんの手料理です。
『ハクメイとミコチ』樫木佑斗 第34話「夫婦と手拭い」より引用
そもそもなぜ休日にこんなことになっているのかというと…。
ナライが道具の手入れに“大切な手拭い”を使ってしまい、ハクヨを恐れて家出したのが事の発端です(カテンはとばっちり)。
『ハクメイとミコチ』樫木佑斗 第34話「夫婦と手拭い」より引用
休日にもかかわらず、イワシをはじめとする會員たちも何故か出社してきて、結果全員でナライがハクヨに許してもらう方法を話し合うことになります。
一方、その頃のハクヨさんはハクメイとミコチの家でほっこりとお茶をいただいていたりして。。
『ハクメイとミコチ』樫木佑斗 第34話「夫婦と手拭い」より引用
“夫の心、妻知らず”とでもいうところですかね笑
いや、もちろん二人の行方を捜して、ハクメイを訪ねてきたんですよ。ハクヨさんは良妻ですから。
最終的に、二人を心配したハクヨさんが食事”冬瓜と鯖の揚げ浸し”を差し入れして「岩貫會」総出のお昼ご飯になったわけです笑
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大物屋の店主水雲丸のおすすめ”鯖の切り身”と”冬瓜”!
3人でハクヨさんは行きつけの「大物屋」へと買い出しに行き、店長”水雲丸”のおすすめ”鯖の切り身”と”冬瓜”を購入します。
鯖と冬瓜の量のバランスがちょいとおかしいですが笑
『ハクメイとミコチ』樫木佑斗 第34話「夫婦と手拭い」より引用
ハクヨの買い物に驚くミコチの表情がツボでした。以前姉のアヤネが大根を一本まるまる購入した際の反応を思い出せば、まあそういう表情になるよねって感じですが笑
さて、調理ですね。ハクヨさんは身の丈をも超える刃物を軽々と扱います。まさに鬼神のごとしやで。
『ハクメイとミコチ』樫木佑斗 第34話「夫婦と手拭い」より引用
メニューは、”鯖と冬瓜の揚げ浸し”ということですから、一口大に切った鯖と冬瓜とを油で揚げて、出汁に浸す感じですね。
一応、しっとりと仕上げるために、鯖には小麦粉で衣をつけて揚げます。作中でそれらしき描写はありませんけど…。
あ、それから鯖は生の鯖ではなく塩鯖を使うのがオススメです。出汁に浸しているうちに、鯖から塩みが出て適度な塩加減になると同時に、冬瓜にも適度に塩分が染み渡ります。
それから、塩漬け&油で揚げることで、鯖自体の臭みも抑えられます。出汁を使う繊細な料理なので魚の臭みの処理は重要です。下手すると、冬瓜が鯖の臭みも吸ってしまいますので…。
それにしても、冬瓜すらも容易に寸断するハクヨさん。これは刃物が相当な業物なのか、それともハクヨさん自身の凄さなのか…。
『ハクメイとミコチ』樫木佑斗 第34話「夫婦と手拭い」より引用
少なくとも”単に慣れている”で済まして良い次元ではなさそうですが…笑
では、作っていきましょう!!
“冬瓜と鯖の揚げ浸し”材料
・鯖:半身
・冬瓜:1/8個
・鰹出汁:適量
・醤油
・みりん
・塩
・油(揚げ物用)
“冬瓜と鯖の揚げ浸し”を作ってみよう!!
鯖は塩鯖を用意します。手に入らなければ、生の鯖に多めの塩をまとわせて冷蔵庫で数時間ほど寝かしておけば簡単にできます。
僕はいつも生鯖を一尾買ってきて、自分で塩鯖を仕込んでいます。
それと、出汁は少し濃いめ(鰹多め)の一番出汁を用意します。これに醤油とみりんで味をつけて、冷ましておきます。
まずは冬瓜から。冬瓜はタネを取り、皮を厚めにむいてから一口大に切ります。しっかりと水分を拭き取り、熱した油で中まで火が通るように揚げます。
鯖は薄皮をむいて骨を抜いてから、こちらも同じく一口大に切り分けます。それから小麦粉をまぶし、油で揚げてきます。
揚げた冬瓜と鯖はどちらもキッチンペーパーなどできちんと油をきります。
先ほど味付けした出汁をタッパーなどの容器に注ぎ、冬瓜と鯖を加えます。このまま一晩置いておくのですが、全体に満遍なくしますために上からキッチンペーパーをかぶせます。
一晩漬け込んだのがこちら↓。良い感じで一体感が出ていますね。お皿に盛り付けて出来上がりです。
白米と一緒に食べても、冷酒と合わせても抜群です!!
“冬瓜と鯖の揚げ浸し”を作った感想
うん、美味しかったです。作る前は鯖の臭みがどうなるか不安でしたが揚げたおかげか臭みも気になりません。
あ、でも上で書いたように、おそらく鯖を塩鯖にしたのが功を奏したのではないかと思います。
程よい塩みに出汁の香りが広がり、鯖特有の濃い風味が絶妙にあいまってなかなかの一品です。ご飯がものすごく進みます。酒が欲しくなるのもわかりますねぇ。
しかし、なかなか美味しそうに盛り付けられませんな。もう少し量を増やすか、一つ一つのサイズを小さくすればよかったのかな…。
それにしても前々からちょこちょこ親方の可愛らしい面(“ナライ岩”の名前のくだりや”1人で帰るのは寂しい”発言などなど)が描かれていましたが、普段の厳格そうなイメージとのギャップが楽しいです笑
それにしても、過去にハクヨさんに贈り物をしたという件。さすがすぎでしたね。
贈り物というのは…”家”。ハクヨさんの希望を全て聞いて建てたんだと…。
” 俺の我を通した点はふたつのみ 材選びと妥協しないということだ “
『ハクメイとミコチ』樫木佑斗 第34話「夫婦と手拭い」より引用
それにしてもハクヨさんの圧倒的威圧感笑
” 奥さん…怖いな “
『ハクメイとミコチ』樫木佑斗 第34話「夫婦と手拭い」より引用
なんにしても、仲良し夫婦で羨ましい限りです。ハクヨさん料理上手だし。。
エピソード収録巻
第34話「夫婦と手拭い」収録は『ハクメイとミコチ』第5巻!!
“隣人の朝餉と晩酌!!ライカの手作りホットサンドとアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ”作ってみた!!『ハクメイとミコチ』第28話「隣人の朝餉」より。。
“隣人の朝餉と晩酌!!ライカの手作りホットサンドとアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ”作ってみた!!『ハクメイとミコチ』樫木佑斗
1.コンジュの隣人”ライカ”の”朝餉”と”晩酌”。。
2.”隣人の朝餉”ホットサンド!!
3.”隣人の晩酌”アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ!!
4.材料を準備しよう!!
5.ライカの”朝餉”と”晩酌”、”ホットサンド&ペペロンチーノ”を作ってみよう!!
6.”隣人の朝餉&晩酌”を作ってみた感想
7.エピソード収録巻
コンジュの隣人”ライカ”の”朝餉”と”晩酌”。。
『ハクメイとミコチ』再現料理第3弾です!!今回は28話「隣人の朝餉」より”ライカ”の”ホットサンド”と”アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ”をつくってみました。
今のところ出番はすくなめですが、結構好きなキャラなんですよね、”ライカ”。ちなみにアニメのクレジットでは”雷火”と表示されていたようで…。名前かっけぇな…。
ちなみに、昼間は(とてつもなく暇な)郵便局で事務として働いている”ライカ”。初登場は7話「仕事の日2」の後の幕間コラム”足元の歩き方”でした。
その後は15話「長い一日」での蜂蜜館騒動でも”新参”の主要人物として活躍していました。
実はコンジュのお隣さんで、かつ”歌姫”としてのコンジュの大ファンだったりします。
でも、それを悟られまいと(?)”ファン”としての自分と”隣人”としての自分とにきちんと一線を引こうと、不器用に頑張ってるところなんて非常に好感が持てます。
少なくともコンジュが作中で最も心を開いている人物の一人ですね。おかげで奔放すぎる彼女に、振り回されまくってる印象ですがね…。ベット取られたり、手首ひねったり、勝手に食料食べられたり笑笑
ちなみに彼女もかなりの料理好きで、腕前もなかなかのようです。香辛料(ナツメグ)を購入している描写や、ミコチに”キノコのオイル煮”の作り方を教わっている様子などが描かれています。
>>”蜂蜜館ジュレップとキノコのオイル煮”作ってみた!!はこちら
今回は、そんな彼女がコンジュのために作った朝食の”ホットサンド”と、一人寂しく晩酌用に作った”ペペロンチーノ”をつくってみました。
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“隣人の朝餉”ホットサンド!!
さて、まずは”ホットサンド”ですが、残念ながら中身の具材の描写はないんですよね。
おそらくは、料理好きなライカがありきたりなホットサンド(ハムとチーズとか…)を作りはしないだろうというなどと強引な推測を立ててみるくらい…。
それにしても、どうやってコンジュを誘おうかと悩んでいるライカは非常に微笑ましかったですね。
結局はコンジュは仕事があって、ライカの思惑は外れ一緒に朝食をとることは叶わないわけですが、それも含めて微笑ましかった笑
まあ、そんなわけでとりあえず、ホットサンドは僕のお気に入りのオリジナルレシピで2種類つくってみました。作中では1種類でしょうけど、ホットサンドは1個より2個のほうが写真映えするので…笑
それから付け合わせで作られていたのがサラダとスープです。サラダはレタス系のシンプルなものだと思われます。スープも作中描写からおそらく”野菜系”で、かつホットサンド&レタス系のサラダに合うもの、ということでトマトベースのマカロニ入り野菜スープを用意してみました。
“隣人の晩酌”アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ!!
一方、”晩酌”のメニューですが、“少なめのパスタと赤ワインと余った朝食”です。
残念ながら、朝食の余りはコンジュに無断で食べて尽くされてしまいますが…。
それにしてもコンジュって、ハクメイとミコチのことを”二人揃って大食らいのくせに…”って言ってましたけど、コンジュ自身も大概ですよね。というか、無断で隣人の家に入り込んで、その上勝手に食料も食べてしまうとは…。
この世界の小人たちは基本的に大食らいが多いのでしょうかね。
ライカが作ったパスタですが、こちらは描写からほぼ間違いなく”アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ”でしょう!!
あ、ちなみに”アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ”というのは、いわゆる”ペペロンチーノ”の正式名称です。
ともかく、コンジュが朝食の残りを喰らい尽くしてしまったので、作中では朝食メニューと晩酌メニューの共演はありませんでしたが、せっかくなので一緒につくってみました。
材料を準備しよう!!
<ホットサンド>
・食パン:2枚(4枚切り)
・ピザ用チーズ:適量
・アボカド:1/4個
・ベーコン:適量
・玉ねぎ:1/4個
・トマト:薄切り1~2枚
・ツナ缶:1/2缶
・トマト:1/4個
・玉ねぎ:1/8個
・塩:適量
・ケッパー:小さじ2
・ピクルス:1個
・マスタード:適量
<アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ>
・スパゲティーニ(1.6mm):一人前弱
・唐辛子:2個(好みで少なくしても良い)
・にんにく:2片
・オリーブオイル:適量
・塩:適量
<野菜スープ>
・人参:1/2本
・玉ねぎ:1/2個
・セロリ:1/3本
・トマト:中1個
・マカロニ:適量
・オリーブオイル:適量
・ブイヨン:適量(顆粒出汁でも可)
<サラダ>
・レタス:6~8枚
・玉ねぎ:1/4個
・パプリカ:小×2
・サラダ油:適量
・赤ワインビネガー:適量
・塩:適量
ライカの”朝餉”と”晩酌”、”ホットサンド&ペペロンチーノ”を作ってみよう!!
<スープ作り>
“ホットサンド&ペペロンチーノ”と銘打ってなんですが、まずは一番時間のかかるスープを仕込みます。
人参、セロリ、玉ねぎは粗みじんに切り、たっぷりのオリーブオイルでじっくりと炒めていく。野菜に火が通り、しっとりとしてきたらみじん切りにしたトマトを加えます
軽くかき混ぜたらすぐにブイヨンを注ぎ、そのままじっくり煮込んで野菜が馴染んできたらほぼほぼ完成。
あとは食べる時タイミングに合わせてマカロニを加え、マカロニが茹ったら塩胡椒で調味したら出来上がりです。
配膳時にお好みでオリーブオイルを垂らしても美味しいです。
<ホットサンドの具材 2種類>
さて、スープを煮込んでいる間にホットサンドの具材を作ります。まずは”アボカドとベーコンのフィリング”です。
ベーコンと玉ねぎはどちらもさいの目に切り、フライパンで火を通したら冷ましておきます。アボカドはベーコンよりも少し大きめに粗くみじん切りにして、少量のレモン汁で和えておきます。アボカドは熟しきっていないものが好ましいです。
ベーコンがさめたら、アボカドと和えて、出来上がりです。塩味はベーコンと後で加えるチーズで十分かと思いますが、好みで少量の塩を加えても構いません。
次に”ツナとトマトのフィリング”です。こちらも非常にシンプルで、ツナとにみじん切りにしったトマト、玉ねぎ、ピクルスと潰したケィパーを加えオリーブオイルと塩で和えれば、ハイ、完成!!
フィリングができたらあとはパンにのせて順次焼いていけば良いのです。ちなみに我が家のホットサンドメーカーはピーターラビット仕様で、焼き目でピーターの横顔とロゴが入る優れものです!!
お気に入りのピータラビットシリーズです。
<ホットサンドを焼く!!>
食パンは一斤で手に入れば使いやすいのですが、切れている状態で売られているのが一般的ですね。その場合は、4枚切りくらいの厚めの物を購入し、それを包丁などで半分の厚さにスライスすればちょうどいいかと思います
ちなみに、自家製食パンという手もあります。
詳しくはこちら>>現在作成中
まずは”アボカドとベーコンのフィリング”から。パンにピザ用チーズと薄く切ったトマトをのせ、その上にフィリングをこんもりとのせます。フィリングはたっぷりと入れましょう!ちょっと多すぎるかなというくらいでちょうどいいはずです(感覚は個人差がありますが…)。
一方、”ツナとトマトのフィリング”ですが、こちらは片方のパンにピザ用チーズを、もう片方のパンにはマスタードを塗っておきます。あとはチーズの上に先ほどのフィリングをのせれば準備完了です。
ホットサンドメーカーが温まればパンを閉じて、順次焼いていきましょう。パンの表面に焼き色がついて、パンの端が手で落とせるくらいなれば焼き上がりです。
焦ってあまりに早く取り出してしまうと、パンとパンがしっかり焼き付いておらず、中身が出てしまったりするのでご注意を。。
<パスタ作り>
次は”アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ”ですね。
今回は、パスタは1.6mmのスパゲティーニを使用します。オイルと十分に絡まる太さで、かつ味や行き渡りまた、しつこくない程度の太さじゃないかなぁ…と。
とりあえず、しっかりと塩を入れたお湯でパスタを湯がいていきます。
同時にフライパンにオリーブオイルを多めに敷いて、ニンニクのみじん切りと唐辛子を加えじっくりと香り&辛味出しをしていきます。パスタが茹で上がったら、ゆで汁をオイルに加え乳化させてパスタとからめます。
>>アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノの作り方詳細はこちら
<サラダ作り>
最後はサラダです。キャベツは千切り、玉ねぎは薄切りに、パプリカは細切りにします。サラダ油、赤ワインビネガー、塩を攪拌してドレッシングを作り、サラダにかけて出来上がり。
“隣人の朝餉&晩酌”を作った感想
今回はちょっと材料やら、手順やらが長くなってしまいました。まあ、なんや感やで4品ですからね。
全部並べるとなかなか。残念ながら赤ワインは入り切りませんでした笑
ホットサンドのお味もよろしい。お好みでタバスコをかけても良し、です。
“ツナとトマトのフィリング”はもう少したっぷり入れてもよかったかな〜。
エピソード収録巻
ライカの1日が描かれる第28話「隣人の朝餉」収録はハクメイとミコチ第5巻!!
“蜂蜜館ジュレップときのこのオイル煮”作ってみた!!『ハクメイとミコチ』第15話「長い一日」より。。
“きのこのオイル煮と蜂蜜館ジュレップ”作ってみた!!『ハクメイとミコチ』樫木佑斗より。。
1.”蜂蜜館ジュレップとキノコのオイル煮”作ってみた!!
2.魔法の酒”蜂蜜館ジュレップ”!!
3.ミコチ特製”キノコのオイル煮”!!
4.”蜂蜜館ジュレップとキノコのオイル煮”の材料
5.”蜂蜜館ジュレップとキノコのオイル煮”を作ってみよう!!
6.”蜂蜜館ジュレップとキノコのオイル煮”を作ってみた感想
7.エピソード収録巻
“蜂蜜館ジュレップとキノコのオイル煮”作ってみた!!
『ハクメイとミコチ』第15話「長い一日」に出てきた、”蜂蜜館ジュレップときのこのオイル煮”を作って見ました。
第15話「長い一日」では、歌姫コンジュのコンサート開催をめぐって、蜂蜜館の住人達の中で”新参vs.古参”のいざこざが起きます。
蜂蜜館の二代目館守ヒガキは、亡き友初代館守”享楽家”ウカイの愛した「蜂蜜館ジュレップ」を再現しようと、ミコチに助力を請います。なんとウカイの「蜂蜜館ジュレップ」はどんな争いもたちどころに収めてしまう魔法の酒だったのだそうです。
それにしても、「いかさまハルツ」のオーナー兼バーテンダー”シュンカ”がなんかかっこいい。。若いのに蜂蜜館最古参の一人だそうです。
そして、争いの終盤。物見小屋に立てこもった古参たちの目と鼻の先で、ミコチお手製の”キノコのオイル煮”を食べる新参たち。
奇しくも、兵糧攻め(?)的な形となり、お腹の減った古参たちは白旗を上げる結果となります。
どちらも非常においしそうで魅力的な一品です。
ちなみに、この”きのこのオイル煮”の美味しさは古参連中の胃袋をつかみ、第22話「ジャムと祭り」にて曲者の八百屋の店主ミキがミコチの申し出を受ける遠因となりました。
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魔法の酒”蜂蜜館ジュレップ”!!
さて、まずは”蜂蜜館ジュレップ”です。
作中では幾つかのバージョンが存在します。そもそものウカイのオリジナル「蜂蜜館ジュレップ」、ヒガキが記憶を頼りに作った復刻版「蜂蜜館ジュレップ」、そしてミコチがオリジナルレシピをアレンジして作った新「蜂蜜館ジュレップ」です。
ちなみに、ウカイのレシピは…
“ミントは充実した幼少期を送ったもののみを2分の1枚……”
“糸繰車で目を回した蜂の蜜液を小さじ2杯用い……”
と、すでに故人で登場すらしないのに、これだけでウカイのユニークな人柄が伝わってきますね笑
どんな喧嘩も瞬く間に収めてしまうウカイの”魔法の酒”「蜂蜜館ジュレップ」の最大の特徴は砂糖ではなく“蜂蜜酒(ミード)”を使うことです。
蜂蜜酒(ミード)とは、蜂蜜と水を混ぜて置いておくだけで自然と生じるアルコール発酵を利用して作る醸造酒で、人類最古のお酒と言われています。
一般的なミントジュレップの材料は、バーボン、ミント、砂糖、水、クラッシュド・アイスですが…。
「いかさまハルツ」のシュンカが作っていた復刻版「蜂蜜館ジュレップ」の材料はミコチ曰く“ミントと蜜液 あとウィスキーと水か何か”ということでした。さらに、ミコチ版新「蜂蜜館ジュレップ」では蜜液の代わりに、オリジナル同様“ウカイの蜂蜜酒”を使っています。
ミコチ特製”キノコのオイル煮”!!
続いてキノコのオイル煮ですね。
こちらは古参陣営、”革層”への殴り込みの際に、戦線に投入された大量のキノコ。食べ物を粗末にするでない…と思ったのもつかの間、きちんとミコチによって料理されて新参勢のお腹を膨らませていたのでした笑
ちなみにこの”キノコのオイル煮”ですが、ミコチ曰く”弱火で温めたオリーブ油にニンニクと唐辛子とキノコを入れて…”ということなので、アヒージョに似た作り方ですね。
さらに、”塩を効かせたミントソース”を添えるのがミコチ流。どちらもミントを使うことで、「蜂蜜館ジュレップ」との相性も良さそうです。
ちなみに、使ってるキノコはマッシュルームのようですね。
“蜂蜜館ジュレップとキノコのオイル煮”の材料
<蜂蜜館ジュレップ>
・フレッシュミント:2枚
・クラッシュドアイス:適量
・バーボンウィスキー:60ml
・蜂蜜酒:
<キノコのオイル煮>
・マッシュルーム
・オリーブオイル
・にんにく
・唐辛子
・フレッシュミント
・塩
・レモン汁
“蜂蜜館ジュレップとキノコのオイル煮”を作ってみよう!!
ではまずは”蜂蜜館ジュレップ”を作っていきましょう。今回使ったのはバーボン・ウィスキーはアメリカで人気のWILD TURKEYの8年ものと、ミードはドイツのKATLENBURGERのものを使いました。
作り方は基本的なミント・ジュレップのものに準じ、砂糖&水の代わりにミードを用いる形をとります。
まずはタンブラーにミードを45ml注ぎ、ミントを加えます。この段階でミントをバースプーンで潰して香りを出します。その後バーボンウィスキーを60ml注ぎます。
クラッシュドアイスをいっぱいに加えてよくステアします。ステアの際に氷が溶けるので、その分クラッシュドアイスを足してミントをあしらえば完成です。
次にキノコのオリーブオイル煮を作ってきます。
きのこのオイル煮に添えるミントソースは、フレッシュミント、にんにく、レモン汁、塩をミキサーにかけて作ります。
今回使ったマッシュルームはかなりのビッグサイズのものが手に入りました。せっかくなのでかなり肉厚に切ってみました。
一方で、鍋にたっぷりのオリーブオイルを注ぎ、みじん切りにしたニンニクと輪切りの唐辛子をたっぷり入れて弱火でじっくりと温めていきます。オイルが温まったら、切り分けたマッシュルームを加えます。
じっくりときのこに火を加えてゆき、火が通ったらお皿にあげていきます。
最後の仕上げに、先ほどの塩を聞かせたミントソースを添えて出来上がりです!!
と、いうわけで今回は蜂蜜館の全住人を熱狂させた”蜂蜜館ジュレップとキノコのオイル煮”でした!!
“蜂蜜館ジュレップとキノコのオイル煮”を作った感想
さて、”蜂蜜館ジュレップとキノコのオイル煮”を作ってきたわけですが、感想を少し。
まず今回はマッシュルームのみを使いましたが、いろいろな種類のキノコを混ぜてみても面白いかもしれません。いろいろなキノコの旨味が混じり合うのは魅力的ですね。
ただ個人的には、オイル煮はアヒージョのように、オイル調理の時点で塩を入れる方が好みですね。オイル自体に塩を入れるのと入れないのでは味は全く異なります。
もちろん、それを踏まえての”塩味を効かせたミントソース”なのでしょうが、キノコがオイルをまとっているのでソースの絡みがやや悪いんですね。
いや、もちろん美味しいんですよ。ただ個人的にはオイルに塩を入れてキノコ自体に塩味がしみている方が好みだというだけです。
あと、蜂蜜関ジュレップは…。う〜ん、僕はウィスキーが苦手なこともありそこまで美味しいとは感じなかったかなぁ。ミードをそのまま飲む方が好きです笑
でも、ウィスキーベースのカクテルの中では結構飲みやすかった印象です。
エピソード収録巻
“蜂蜜館”古参vs.新参!!第15話「長い一日」収録は第3巻!!
“激辛チリポテトとブリート”作ってみた!!『ハクメイとミコチ』17話「休みの日」より。。
“激辛チリポテトとブリート”作ってみた!!『ハクメイとミコチ』樫木祐人
1.”激辛チリポテトとブリート”作ってみた!!
2.”トーニ地方料理”のモデルはメキシコ料理!!?
3.”激辛ポテトとブリート”の材料
4.”激辛チリポテトとブリート”作ってみよう!
5.”激辛ポテトとブリート”作った感想
6.『ハクメイとミコチ』アニメ版第6話<2018/02/19追記>
7.エピソード収録巻
“激辛チリポテトとブリート”作ってみた!!
『ハクメイとミコチ』樫木祐人 第17話「休みの日」より、”激辛ポテトとブリート”を作ってみました。
第17話「休みの日」は、出不精のイワシをハクメイとミコチが街に連れ出すお話。いろんな料理を食べたり、”マツムシ噴水”でコインの触覚当てをしたり。。
さらには、トレモの古着屋にて、ミコチが憧れる”寡作の針姫”「ナイト・スネイル」の作品と運命的な出会いを果たしたり…。
親方かっこいい!似合いすぎでしょ!!
そんなわけで、街を満喫したイワシたちでしたね。
さて、そんなわけで今回作ってみたのは、イワシの街デビューを飾った芥子公園側のトーニ地方料理!!”激辛チリポテトとブリート”です!!
それにしても、『ハクメイとミコチ』に出てくる食べ物ってどれも素敵に美味しそうですよね。
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“トーニ地方料理”のモデルはメキシコ料理!!?
『ハクメイとミコチ』は料理漫画ではないので、詳細なレシピが載っていたりはしません。
つまり、この”トーニ地方料理”というのが一体どんな料理なのか、作中の情報から推測する必要があります。
では作中に散りばめられたヒントを拾っていきましょう!!
まずは、ポテトの上に激辛のチリソースがかけられた“激辛チリポテト”。この料理は実はパタタス・ブラバス(Patatas Bravas)というスペイン料理と似ていたりします。
お次のヒントはイワシの食べていたチーズたっぷりの食べ物。ハクメイが「ブリート」と呼んでいます。まあ、ぶっちゃけこれは決定的ですね。「ブリート」というのはメキシコ料理の定番です。
さらに、三人が飲んだビール。ミコチ曰く“何かハーブが入っている”とのこと。
ハーブビールといえば、こちらもメキシコで有名なお酒ですね。唐辛子を入れたチリビールに始まり、有名なメキシコのお祭り「死者の日」の名前を冠する“デイ・オブ・ザ・デッド”などいろいろとハーブのビールが造られています。
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さて、これらの情報をつなぎ合わせると…。
おそらくトーニ地方料理のモデルとされているのは、メキシコ&スペイン料理です!!
メキシコ料理といえば、一般に辛いことでも知られていますしね。ちなみに、もともとメキシコはスペインの植民地でもあったことから、メキシコ料理はスペイン料理の影響を大きく受けているのです。
それでは、今回はスペイン・メキシコ料理的なものを意識して料理していくことにしましょう!!
“激辛ポテトとブリート”の材料
<激辛ポテト>
・じゃがいも
(ナチュラルカットの冷凍ポテトでも可)
・Salsa Brava(作り方はこちらを参照)
(トマト&ニンニク&パプリカ etc.)
・アイオリソース(作り方はこちらを参照)
(ニンニク&卵黄&オリーブオイル&塩)
<ブリート>
・小麦粉
・水
・フリホレス・リフリトス(作り方はこちらを参照)
(インゲン豆&玉ねぎ)
・サルサ・ロハ(作り方はこちらを参照)
(トマト&玉ねぎ&ピーマン&ニンニク etc.)
・モーレ・ポブラーノ(作り方はこちらを参照)
(チョコ&ナッツ&唐辛子 etc.)
“激辛チリポテトとブリート”作ってみよう!
さて、今回は”激辛チリポテト”と”ブリート”の2種類を作らなくてはなりません。
今回は”激辛ポテト”用に2種類、”ブリート”ように2種類のソースを用意しました。それぞれの作り方は今回は省くとして、まず激辛ポテト用には”サルサ・ブラバ”をアレンジしたものと、”アイオリソース”を作りました。
どちらもスペイン料理“パタタス・ブラバス”には欠かせないソースです。まあ、”サルサ・ブラバ”をアレンジといっても、家にあった激辛唐辛子プリッキーヌとフレッシュトマト、タバスコを加えてミキサーで回しただけですが、とんでもない”激辛”ソースに仕上がりました。
>>”Salsa Brava サルサ・ブラバ”の作り方はこちら
>>”アイオリソース”の作り方はこちら
http://gyuujaku.com/single_life/saucedressing/alholi/
ブリート用にはスペインの”赤いサルサ”こと”サルサ・ロハ”と、メキシコのチョコと唐辛子のソース”モーレ・ポブラーノ”を用意しました。まあ、前者は日本で一番といってもいいくらい有名なサルサですね。後者は材料としてトルティーヤを使うのでせっかくだからと作ってみた次第です。
>
>>”Salsa Roja 赤いサルサ”の作り方はこちら
http://gyuujaku.com/single_life/saucedressing/salsa-roja/
>>”Mole Poblano モーレ・ポブラーノ”の作り方はこちら
http://livingalone.gyuujaku.com/foreigncuisine/mexican_cuisine/mole_poblano/
ブリートは、小麦粉のトルティーヤを使う料理です。トルティーヤ生地は、薄力粉と水、オリーブオイルに塩少々を混ぜて作ります。ブリートの具材には、定番のフリホレス・レフリトス(いわゆるリフライドビーンズ)を作ってみました。
>>フリホレス・レフリトス(リフライドビーンズ)の作り方はこちら
フライパンを油をひかずに熱し、トルティーヤを片面だけ軽く焼きます。焼きすぎると固くなってしまい、漫画の描写にあったようにたたむことが難しくなります。生地がやわらかいうちにチーズとフリホレス・リフリトスを包みたたみます。たたんでしまえばもう安心なので、あとはゆっくりと火を通し、表面に焼き目がつくまで加熱すれば”ブリート”は完成。
お次は”激辛ポテト”です。生のじゃがいもでも構いませんが、今回はナチュラルカットの冷凍ポテトを使います。ソースをかけるのでなるべくカリカリになるように揚げました。
油を切って、先ほどの”激辛ソース”と”アイオリソース”をたっぷりとかければ”激辛チリポテト”の出来上がりです。
あとは、イワシが気に入って買って帰ろうかとさえ言っていたマスタードのピクルスです!もちろんブリートに入れていただきます。あとは定番のきゅうりのピクルスも。。
“サルサ・ロハ”と”モーレ・ポブラーノ”は小さな容れ物に入れて、適宜ブリートにつけて食べます。ハクメイたちの絶賛した”ハーブ入りビール”は正体不明ですが、今回は有名どころの”チリビール”を用意してみました。
“激辛ポテトとブリート”作った感想
さて、そんなわけで今回はハクメイとミコチから”激辛チリポテト”と”ブリート”を作ってみました。
いかんせん、白黒なので想像の範疇を出ませんが、作中の記述から足りない想像力と推理力を総動員してスペイン・メキシコ系の方向性で再現してみました。
もはや普通に”タパパス・ブラバス”と”ブリート”を作っただけともいえてしまいますけどね笑
とりあえず…からかった。からくて、うまかった。。
まあ、もちろんから〜く味付けしたのは自分自身ですが。。
それにしても『ハクメイとミコチ』の料理描写は魅力的ですよね。
ただ実際に作ってみると絵の方が美味しそうに見えたり…。もっと盛り付けなどなどうまくならんとなぁ。
『ハクメイとミコチ』アニメ版第6話<2018/02/19追記>
アニメ版『ハクメイとミコチ』第6話で、同17話「休みの日」が放送されましたね。原作とは少し時系列がずれて、第13話「卵の美容師」の直後と成っていて、ハクメイが短髪でした。
で、一点だけ気になったのが、今回作ってみた「ブリート」の発音。なぜか知らないのですが、日本では「ブリート」を「ブリトー」と発音する人が多いようで、御他聞に洩れずハクメイも「ブリトー」と発音していました。原作ではちゃんと「ブリート」と表記されていたのに笑
あと、こう言ってはなんですが、原作の白黒絵の方が料理は美味しそうでしたね笑笑
『ハクメイとミコチ』樫木祐人 第16話「樹上の梯子」より引用
ちなみに個人的には”蜂蜜館編”(原作第15話「長い1日」)が結構好きで、映像化して欲しいのですが…。ちょっと長い(原作5話分)し映像化するとすれば、最終週とその前の週で2週にわたってとかになるのかなぁ。
で、そのままの流れで終わりにさらっと第16話「樹上の梯子」をやるとかかなぁ~なんて。個人的には第16話「樹上の梯子」の最後のところ(↑上画像)がアニメのラストとしてしっくりくる気がしてます。
エピソード収録巻
イワシが街デビューを飾った第17話「休みの日」収録は第3巻!!